おバカなSide stories♪◆◆◆vol.02
ページレイアウトが崩れて読みにくいというおカタは
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りすこのばあちゃん一行日記
あの子か
小さいのに根性のすわった男の子だった
遊ばせてもらったことがある
ともに壬生さんを訪ね
律子が幼かった頃
亡くなった壬生さんのお孫か
壬生くんという同級生がいると言う
驚いた
○月□日
血は争えぬということか
血か
里に降りても木に登ったりしているようだ
それにしても律子は
○月△日
適材適所 無理は禁物
最初から無理なことだったのだ
しょせんお嬢さんの中学校なぞ
高校ではうまくやって欲しい
律子が高校入学
○月×日
親はなくとも子は育つ
案ずるでない
息子よ嫁よ
さぞや無念の死であったろう
愛娘律子を残して
若葉の季節がやってきた
ここ愛留巣山にも
○月∠日
腹が減っては戦はできぬ
まぁよい
洋食か
怪しげな名の定食じゃ
なんじゃ
食堂で食べているという
神崎スペシャルなるものを
問うと
きちんと食べておるのか
○月÷日
よう言うた
三つ子の魂百までとは
不思議なことをしているようじゃ
高校生になっても
茶茶
変わらぬようじゃの
○月∈日
とは何のことじゃ
なるなる
分身の術でもなろうたか
空手をやっているようじゃったが
父親は
ほっほっほっ
一人は壬生一だと
男子生徒がおるという
双子のようにそっくりな
興味深い話しじゃ
伊賀の血を引く者として
○月§日
類は友を呼ぶとも申すが
同じ穴のムジナか
はたまた
よほど出来た子か
律子と話ができるとは
奇特な子よ
よくはわからぬが
お友達なのか
みかんちゃんと申すは
思っておった
果物の話をしておるものとばかり
なんと
○月ζ日
作者アトガキ◆◆◆
りすこのばあちゃん、静かな人なんだけどね。逆らうと怖いわよぉーん( ̄ー ̄)
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